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日持ち試験室の目的

 花の日持ちについて、消費者の関心が高いことは流通に携わる誰もが周知していなければなりません。 購入した花が僅かな日数で鑑賞価値がなくなるのでは消費喚起に繋がりません。ELFバケットをはじ めとする湿式輸送、低温輸送、鮮度保持剤による前処理等により、日持ち性は確実に向上しています。 この成果を日持ち試験により実証し、お客様満足度向上に繋げられればと思います。

日持ち試験結果の記録管理

 日持ち試験結果の管理を映像記録にこだわりました。その一番の理由は花の開花進行プロセスが一目瞭然であるこ とです。私たちが目にする花姿は開花ステージの何れにあっても一瞬ですが、眺めていても目に見えて変 化するものではありません。一瞬一瞬を30分毎にインターバル撮影した写真を編集して、映像化しました。 鮮度保持剤の使用効果、品種による開花特性の違いが一目瞭然。販売後における花の日持ち、装飾後の仕上 がり具合を想像できるのではないでしょうか?

試験結果をご覧になる上で留意して頂きたい事

① 試験条件は25℃、60%、1000ルックス12時間点消灯に設定(花普及センターにて定められている) していますが、実測値は幾分異なりますので、映像内に表示しています。結果はあくまでも試験環境 下におけるものです。実際の日持ちについては相対的な判断をお願いします。また冬季、或は品種に よっては温度の設定を変更します。
② 検体は現状、展示用に頂いたものの利用が主ですので、出荷者名は表示しておりません。通常の出荷 流通経路、条件にて着荷した商品を検体とした場合はその詳細を合わせて表示します。
③ 一日12時間(12時間の消灯時の映像は飛びます)の映像を3~6秒に短縮しています。

    日持ち試験室の設備
広さ : 1.91m×6.25m
照明 : 1000Lux
(蛍光灯)
    試験室の環境設定
室温 : 通常25℃ですが、冬季には検体により設定変更します
湿度 : 50~70%
照度 : 1000Lux 12hour
点、消灯
    鮮度保持剤
  
消費者用鮮度保持剤を使用しています
    日持ち試験の受託
  
日持ち試験を希望される方はこちら
    試験結果の報告
  
日持ち試験結果の報告方法の説明はこちら
    「ほっ」とMovie Gallery

2011カルガモ親+子8



    試験結果更新履歴
           
 更新日  試験月  試験品種
2012.02.08 2012.01 スプレーカーネーション3種
2012.01.30 2012.01 スプレーカーネーション3種
2012.01.04 2011.12 ピンポンマム5種
2011.12.19 2011.12 精興光寿
2011.12.13 2011.11 エロス
2011.10.18 2011.09 菊3種
2011.09.20 2011.09 スィートトワ、オスカー
2011.09.10 2011.09 輸入バラ6種(ケニア産)
2011.09.10 2011.09 輸入バラ6種(ケニア産)
2011.09.10 2011.09 輸入バラ6種(ケニア産)
2011.08.31 2011.08 キキ(トルコ桔梗)
2011.07.06 2011.06 イエローココット(AHユリ)
2011.06.27 2011.06 ベルエトワール(梅花ウツギ)
2011.06.14 2011.05 ヒマワリ(ビンセントシリーズ2種)
鮮度保持剤使用
2011.06.14 2011.05 ヒマワリ(ビンセントシリーズ2種)
水道水
2011.05.16 2011.05 ギガンジューム
2011.05.04 2011.04 ライラック白
2011.04.20 2011.04 サツキ(芍薬)
2011.04.16 2011.03 ブルーパヒューム
2011.04.11 2011.03 スプレー菊6種
2011.04.01 2011.02 チューリップ6種
2011.04.01 2011.02 ラ・シャンスラブ
2011.04.01 2011.01 ピーチキャンディ

花想い(切花を長く楽しむために)

Column  堅切りと水揚げ

 品種に依存する開花速度は変えることは出来ません。開花速度が速い花は採花時の切前を堅くしますが、 当然蕾は成長期にあり、水下げしやすく、萎れは致命傷になりかねません。 水揚げの良い花であれば、回復する可能性は有りますが、花にストレスは残ります。 花が綺麗に咲ききる様に、蕾の咲く力を見極めて採花し、後処理剤などで蕾に咲く力を与え、 水ストレスを与えない様にし、開花を少しでも長く楽しめる様にしたいものです。

Column  水の蒸散と吸水

 萎れが起きやすい切花は水揚げが悪いと云われますが、これまでの出荷プロセスにおいて、 充分な水管理が行われなかったことが原因で、汚名を着せられている切花があることは残念なことです。 採花直後の吸水で水揚げ評価を見直してあげましょう。切花を水に活けずに放置することは 特に葉が大きく、薄い品種にとっては致命傷ですし、水が揚がったにしてもなんらかのストレスを 抱えており、後に萎れが早い等の障害をもたらします。萎れが水の蒸散と吸水のバランスの崩れが 原因でおきるものであれば、採花時に葉の整理をし、バランスを保つことで改善されます。